人に「感謝」する気持ちは大切だと思います。ですが、感謝の心は、人から押しつけられて感謝するのではなく、自分の中に「自分は助けられている」という実感が伴ってこないとできることではないのかなと思います。
例えば「怒られる経験」、年を取ると判断や行動がおかしかったり間違っていても、普通、余程のことがない限り、指摘されることはありません。そういう場合、陰口として本人の知らないところで一人歩きしているか、付き合いを避けたほうがいいと思われてしまっています。これが親子や兄弟同士の場合、他人とは違い、容赦ないけんかに発展してしまうことがあります。言いやすい間柄である反面、言い過ぎることが多々発生します。関係が修復不可能になる場合も多いので注意しましょう。「怒られる」というのは、「自分が助けられている」ということに一番気付きにくい方法であり、誤解も多いものであると思います。
おそらく受け止め方として、なぜ怒られるのか、その人が怒る理由を冷静に判断できるかどうかにかかってくると思います。自分の体面を保つためやパフォーマンスとして怒る人もありますが、あなたのことを本当に心配をして忠告してくれる人もあります。そういう人は年を取れば取るほど貴重な存在で、あなたを助けてくれる大切な人です。そのように助けてくれる経験は、感謝の気持ちに変わって、のちの人生に活きてきます。
私たちを助けてくれているのは、生きている人(家族、親族、友人など)だけではありません。目に見えない存在(神さま、仏さま、ご先祖さまなど)にも助けていただいています。特に亡くなったご両親は、残された我が子の心配をしてくれています。来月はお盆がやってきます。心配をしてくれる人たち(ご先祖さま)に感謝をいたしましょう。